バイノーラルビート
バイノーラルビート、という風に、一度検索を掛けてみましょう。
Googleでバイノーラルビートを検索
バイノーラルビートは、イヤホン・ヘッドホンで聴くことが前提になります。
(それは、左右の耳から入る音の周波数を変えることで、脳波を操作する技術だからです)
その意味では、検索結果に出てくる「バイノーラルビート動画(Youtube)」から試されるのであれば、まずイヤホンかヘッドホンを準備して下さい。
バイノーラルビートは安全か?
バイノーラルビートは、脳波を操作します。技術的な側面は、無料体験版を聴いて頂くと、そこに松嶋和宏氏自身がアナウンスする、技術側面が語られますので、それを参照下さい。
ここでは、バイノーラルビート技術自体の安全性の側面について、直近のニュースもあわせてお伝えします。
アメリカで最近問題になっているのは、このバイノーラルビートの技術を悪用し、ドラッグを使用したのと同じ酩酊状態になったり高揚状態を再現したりする「ドラッグ音源」がまかり通っている、というものです。バイノーラルビートは単なる音、音源ですから、規制する手段もないに等しいです。
しかし、バイノーラルビートの威力というか効果は、実際の薬物には敵わないらしいですがやはり強力で、ドラッグを弱めたような効果はある、とされています。
ここで再度、Googleの検索ページを見てもらいたいのです。
類似検索に、「バイノーラルビート 無料」「バイノーラルビート 作成」などのものがあります。これは要するに、音源技術や脳科学を全く分かっていない素人であるあなたにも、バイノーラルビートが作れますよ、ということを示しています(それだけ検索されている、ということですから)。
しかし、バイノーラルビートが『効く』が故に、そのような行為は危険きわまりない、ということ。
これをしっかりご理解頂きたいのです。特に、通常あり得ない脳波を生じさせるようなバイノーラルビートを作り聴くことは、脳に悪影響がある可能性が十分あります。
本当にそれだけは、避けた方が良いです。
脳内アップデートに限らず、アメリカでこの「バイノーラルビート」という技術が発見されてからおよそ50年、安全性については徹底して研究がされてきました。その安全域を超えた素人作成ファイルの使用は、やはり避けるべきです。
ちなみに私も、素人作成ファイルが配布されていたので聴いてみたのですが、
・聴感が悪い(不気味)
・効果が薄い
という2点から、即刻「ゴミ箱」にたたき込みました。