ヘミシンク concentration
ヘミシンクのCDの中で、一番効果が高いと評判が高いのが、この
concentrationというタイトルの1枚です。
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このconcentrationというタイトルは、脳内アップデートよりも更に無機質な、
単なるノイズです。ノイズが50分ほど、延々と続きます。
ここでポイント
ノイズというと、作業の邪魔になるようなイメージがありますよね？
ですが、純粋なノイズというのは、脳のフィルタリング機能によって、
「無かったこと」になります。
例えば、読書に集中している時に、冷暖房の運転音が気になりますか？
余程年代物のエアコンで「ガコン！」と大きな音を時折立てるようなものであれば
話は別ですが（そういう家に住んでたこともあるので、分かります(苦笑)）、
基本的に、定期的・変化しないノイズ、というのは、脳が勝手に
カットしてくれます。その意味で、concentrationのノイズは、問題が無いのです。
で、重要なのは、このノイズに、ヘミシンクの技術が用いられています。
とあるサイトで、音の特性診断がされているのを見たことがあるんですが、
concentrationのノイズでは、左右の音に12hzの差があるそうです。
パッと聴いても分かりませんけれどね、ノイズなんで。ザーってだけです。
12hzの音、というのは、普通に聴かそうと思っても、耳の聴感覚の下限を
下回っているため、そもそも聴くことが出来ません。だからこそ、脳に直接
その「音」を届ける技法として、バイノーラルビートが使われるのです。
バイノーラルビートの基本原理と聴感覚は、脳内アップデートのサンプルで
確かめることが出来ます。ただサンプルは、単にバイノーラルビートの感覚を
掴んでもらうだけのもので、脳機能向上の効果はありません。
もしいきなりでも良い、というのであれば、concentrationのCDを買ってしまうのも
悪くは無いと思います。こちらの効果についても、正直確認済みです。
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ただ、バイノーラルビート製品というのは、脳の「慣れ」が必要で、感受性の高い
人でも2〜3日、脳が頑なな人であれば2週間は、効果が出ません。
それまでの間ずっとノイズを聞き続けることが出来る人がいるかどうか……
その辺りの関係で、もしヘミシンク製品から入るのであれば、別のタイトルの方が、
効果は弱くても「慣らし運転」には向いているのかも、と思います。